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Posted by たまりば運営事務局 at

アロマテラピーの共同研究とボランティアの巻



山野美容芸術短期大学 丹羽さん(写真左、医学博士)と

杏林大学 西村さん(保健学博士)

2009年7月6日

――アロマを使った効果を定量的に知りたいということですね。

「まずはその前に、お年寄りのところに伺って、

アロマの入った石鹸やルームスプレー、

お香などを使ったボランティアを、

学生を連れていって行えればと思っています。

1時間くらいのイベントになると思います。

どちらかというと、こういったものに興味を持っている女性を

対象としてやりたいと思ってはいますが、

もちろん男性にもお願いしたいですね」

<このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>
  


  • Posted by コーディネーターズ at 12:04Comments(0)

    東京工科大学の千種研究室の巻



    東京工科大学

    千種さん(メディア学部准教授)

    6月23日(火)

    ――先生の研究室ではどんな研究をやってらっしゃるんですか?

    「おもに画像情報処理、音楽情報処理、

    それからWEBアプリケーションです。

    今年は音楽を志望する学生が少なかったので、

    画像とWEBのアプリケーションがメインです。

    使用言語は「マトラボ」といって、

    画像処理などの数学的処理をする専用言語です。

    学生のY君がやっているのは、顔を含む画像の向きを解析して、

    WEBカメラなどの動画の中の方向を認識する研究です。

    動画といっても静止画を集めたものですから、

    静止画技術の応用の部分もありますが、

    リアルタイムで動かすと大量データの複雑な計算になります。

    それでも動くアルゴリズムを作っています。

    それからH君のバーチャルリアリティでは、

    平面の地図データのビルをもっとビルっぽく、

    立体的に見せる自動システムを研究しています。

    今の映画では、すでに撮った映像の上に、

    加えるビルの写真を貼り込んでいます。

    うちで目指しているのはその手間を省く技術です。

    見る角度や太陽の位置も変えられますから、

    同じビル群の風景を回転させたり、夕焼けに変えたりできます。

    バーチャルをよりリアルに見せる研究ともいえます。

    一方S君の研究は、テキストマインニングによる言葉のWEB検索システムです。

    ブログなどに書き込まれたインターネット上にある膨大な言葉の中から、

    探そうとする言葉と関係のありそうなものを、

    出現頻度や言葉と言葉の相関関係を元に、

    自動的に洗い出すシステムで、eラーニングに応用しようとしています。

    たとえば「WEB」という言葉を検索すると、

    周辺の言葉も含めてこのように表示されます。

     これは、「集合知」という、ネット上にある知識を集めたものです。

    こんなふうに理解すべき言葉が一望できると、

    初心者が視覚的に理解できるようになります。

    個別の言葉と全体の構造を同時に理解できる。

    ――八王子ラーメンを世に出されたとか

    もともと「八王子ラーメン」や「八王子系ラーメン」とは言われていて、

    ブランドにしようと、八王子市の職員がメインとなって動いていました。

    私を含めた「八麺会」がそのラーメンの定義をしたんです。

    多摩美や造形大の学生にもチラシやWEB製作で

    手伝ってもらったりしながらやっていましたが、

    あるときヤフーのニュースで取り上げられて、ブレイクしました。

    セブンイレブンもレンジ麺として出しました。

    まず八王子と日の出で1月に発売され、多摩地区に広がっていき、

    そして東京都全域に広がりました。

    そのほかにもいろいろな方々と協力しながら「情報ボランティア」の会

    (八王子市の高齢者・障害者向けIT教育)やハチペディア

    (八王子版ウィキペディア)もやっています。

    八王子学研究会では八王子検定を目指しています。

    <このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>
      


  • Posted by コーディネーターズ at 20:06Comments(0)

    ふれあいサロン「みつい台喫茶室」の巻



    ふれあい・いきいきサロン「みつい台喫茶室」

    代表の杉山さんほかスタッフの方々

    (利用者の方々は、後ほどインタビュー記事で)

    09年6月16日(火)

    八王子市ボランティアセンターの大島さんに紹介していただいた

    「ふれあい・いきいきサロン『みつい台喫茶室』」サロンを伺いました。

    ――スタッフの方が大勢いらっしゃるんですね。

    ■杉山さん「スタッフボランティアは11人いますが、

    今日は7人が出てきています。

    このみつい台サロンは、平成11年9月にスタートしました。

    今年の8月までが10周年です」

    ――何人くらいの利用者が来られるんですか?

    いつもお菓子の準備を50人分しますね。40人から50人の間でしょうか。

    10時から4時まで開いていて、お昼は1時間休憩とさせていただいています。

    お客さんも思い思いの時間にいらっしゃって、お茶を飲んでおしゃべりするだけ。

    うちはイベントなどは開かず、おしゃべりが中心なんです。

    昔、まだここが小さい集会所だったとき、

    お話を聞いてもらうイベントを一度開きました。

    薬のお話だったんですが、きちっとした講演会より茶話会のようなものが

    いいかもしれない、ということで、それ以来イベントはやっていないんです。

    最近は近所での井戸端会議もなくなって、

    その分、ご近所で誘い合わせて来る人もいらっしゃいます。

    ――このみつい台サロンのある建物は、安く借りられるんですか?

     「午前も午後も洋室全部を借りると1500円です。

    体操や社交ダンスをする集まりもあります。

    でも2年前から私どものサロンは、自治会の福祉部傘下になりまして、

    つまり自治会活動のひとつになったので、借りる際の金額は、

    お陰さまで無料になりました。

    一昨年まで、コーヒーの200円に加えて、社会福祉協議会から

    数万円の助成金をいただいてやっていましたが、

    講師代はないし、部屋代がただになりましたので、

    助成金はいただいていません。もし将来必要になれば、

    その時点で申請すればいい、とも言っていただいておりますので」




    ■会計の阪口さん「主人が山遊会

    (インタビュー記事でご紹介します)に入っています。

    先日は入笠山に行きました。今日は主人たちがその反省会をやっています。

    近所の公園からバスで出発して到着した入笠山は

    標高が2000m弱ありますが、

    登ったのは90m。帰りのバスの中は酒盛り!

     近所からバスが出るので、女性も参加しやすいんですね。

    このサロンは今は月一回、第3火曜日に開いていますが、

    もし月2回になったら、ボランティアが足りなくなるでしょうね」


    ――皆さん、ボランティアで頑張っていらっしゃいますが、

    どんなことが楽しいんですか?

    ■スタッフの皆さん「違うメンバーで情報交換するのが楽しいですね。

    入会は、顔を見て、ここならいいかもといって入ったり、誘われて入ったり。

    11人のスタッフに、スタート時の3人がまだ残っています。

    「お客さん」との関係は、フラットな感じがいいかもしれません。

    個人的なことは聞かない、というルールもあるかもしれませんね。

    お客さんに、一人だけの人がいるときは、ホスト役になってお話を聞きます。

    ここは親しくなるきっかけをみつけるところですね。

    老人会のようなところに入る人は安心。来ない人が心配です。

    いらっしゃる方はお年寄りが多いですが、若いお母さんも来るんですよ。

    女の人はどこでもぺちゃくちゃやっています。

    父母会でむかし会った人にまた会えたり、ぺちゃくちゃの種はつきません。

    男の人は「定年の3年前から準備を」といいますが、私たちは、

    男を料理教室に行かせて!と言いたい。

    料理教室に行ってデザートの先生になる方もいらっしゃいますが、

    料理や炊事の大変さを分かってくれるのが第一ですね。

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  • Posted by コーディネーターズ at 11:46Comments(0)

    公園の巻 その3 (拓殖大学永見研究室)



    公園その3  公園についての研究

    拓殖大学工学部工業デザイン学科

    シビックデザイン研究室永見教授を訪ねて

    先生は前職として民間会社で景観を重視した,

    橋のデザイン(写真内先生のバックの橋〕を手掛けてこられた方で、

    大学教授になられてからは地域に根差したものとして、

    公園の研究を考えられた。以下は先生よりの資料によるものです。

    住宅街の身近な公園である街区公園(半径250m程度の街区に

    居住する人々が利用する面積2500㎡を標準とする公園)は

    住民生活に密着したもっとも身近な公園です。

    しかし、少ないベンチ、画一的な遊具、狭い広場など利用者が

    望む使い方とのズレがあり、あまり使われてない公園が見られる。

    子供が成長して独立し、高齢者が多くなった地域や樹木が成長し

    緑が多い反面、防犯面で不安を感じる公園など、

    完成当初は要望を満たしていた公園が

    時間の経過により利用ニーズとのズレが生じています。

    「できたらいいな公園」から「できる公園」へをテーマに

    2007年、2008年に八王子市主催の

    「学生と市長とのふれあいトーク」That,s八王子学~学生が提言する

    まちづくりとは~に永見先生の研究室学生による発表が行われました。

    2007年には、防犯、安全、景観に配慮した後援の提案。

    八王子市にある街区公園を31ヶ所現地調査し、

    写真撮影による統一ホーマット作成、チェックリストにより柵,樹木,

    遊具,トイレ、休養施設等の項目に防犯、安全、景観について

    チェックを入れ分析した、結果改善の必要な公園が多くあることが分かり、

    また利用者別(高齢者、小学生、幼児、3社共通)に

    トイレ、ベンチ、樹木、遊具等の施設着眼点をまとめ、

    利用者層に特化した公園の模型、幼児に関しては「遊んでいる姿が

    見渡せる空間」、小学生に関しては「工夫して遊べる空間」、

    高齢者に関しては「憩い、気軽に足を踏み入れられる空間」を

    3種類作成し提案した。

    2008年には、住民が集う八王子市街区公園の提案。

    「できたらいいな」から「できる公園」をまとめ、

    今回は八王子Walkerで人気の高い公園と紹介されている

    富士森公園で利用者にヒアリングを行い、

    利用目的では「子供と一緒に遊ぶ」が最も多く、

    「緑の多い広々とした広場」であることがポイントになっている。

    また駐車場やトイレなどの施設の改善、

    清掃等の管理面についての要望もあった。

    さらにWebアンケート調査も行い、同様な意見が見られ、

    広々として自然のある静かな「憩いの場」としての公園が求められている。

    一方で「アスレチック」「テニスコートやグランド」「遊具」等

    「体を動かせる空間」も求められた、

    これらを踏まえ、利用目的に特化した7つのモデル公園

    (リラックスできる公園、ボール遊びのできる公園、トレーニングのできる公園、

    ドックランのできる公園、はだしで遊べる公園、フルーツ狩りのできる

    公園)を提案し、着眼点に対して高い評価を受け、優秀賞を受賞した。

    これからも公共施設である公園を、多くの人に安心して利用してもらい、

    自分の住んでいる街に愛着信を持ってもらい、

    住みよい街づくりへとつながる様さらに研究していきたいと思います。

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  • Posted by コーディネーターズ at 10:36Comments(0)

    オリンパスのわくわく科学教室の巻 その2



    城山中学 オリンパスわくわく科学教室 その2

    吉田さん(城山中学校 校長)

    6月13日(土)

    「小学校、中学校の一貫教育を主張しています。

    中学の3年は短いのに、その割には変化が大きい。

    だから小学校と中学の連携が必要です。

    オリンパスの黒沢さんは、前のPTAの会長です。

    PTAは地域振興本部が中心になって、

    小中が一緒になってやれます。

    中学のPTAも小学校からひきつげばラクです。

    ここは公立の中学校ですが、大学の出前授業も歓迎ですし、

    企業などの外部との連携も行いたい。

    90分授業などを専門的な研究者が提供してくれる

    とおもしろいと思います。高校の先生に来てもらってもいい。

    経営者のOBのコアネットとも関係があります。

    物理学とかは難しい、よくわからないけど、おもしろい。

    脳の話、科学者、小説家もいいですね。対象は中学生です。

    数学などで東北の有名な先生に来てもらうのも大変だし、

    せっかくこれだけ八王子に大学があるのだから、

    八王子の先生に教えにきてほしい。

    教えてくれる先生をデータベースにしたものがほしいですね。

    八王子の教育センターで「私はボランティアとして

    こういうことができます」というボランティアの方と、

    学校の要望をマッチングする大柴さんにも来てもらったりしています。

    (BIG Willの樹の紙をバックに)

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  • Posted by コーディネーターズ at 19:32Comments(0)

    オリンパスのわくわく科学教室の巻 その1



    城山中学 オリンパス わくわく科学教室 その1

    黒沢さん(写真左 オリンパス 研究開発企画部)

    6月13日(土)

    城山中学で開かれた「わくわく科学教室」に行ってみました。

    ――オリンパスの社員がボランティアでやっている「わくわく科学教室」ですが、

    今回行われた城山中学では、何人くらいが集まったんですか?

    「子供が200人、保護者100人、オリンパスのスタッフ57名、

    PTAスタッフ50名、中学生スタッフ十数名、

    大学生スタッフ十数名といったところです。

    PTAが主催していて、いわば親がかりのイベントですよ。

    城山小学校は卒業すれば城山中学にみんな行きますが、

    同じく近所の弐分方小学校は半分しか行かない。

    そんなこんなでPTAの小中連携も必要だと思っていますから、

    こうやって集まるのもいい機会です」



    ――わくわく科学教室のテーマは何ですか?

    「テーマは光です。オリンパスの仕事も光が中心ですから。

    それから『子供も大人もスタッフもわくわくする』もテーマですね。

    今日やったもの(室内での虹の作成、海ほたるの観察、

    シャボン玉に映る模様観察とか、立体画像の体験など)が定番で、

    毎回1つずつ入れ変えています。



    社員もいろいろ内容を提案していて、

    そのアイデアはよかったりはずしたり。

    よく「もう一回やってくれ」と言われんですが、1回しかできないんです。

    なにしろ僕らもボランティアですから1年に3回しかできないんですが、

    八王子には106校ありますから、106÷3≒30の30年計画ですよ」

    ――宣伝はどうされるんですか?

    「大きな広報はあまりしません。すると来すぎてしまいますから。

    でも今回は、各家庭に1枚ずつ、また小中学校にもチラシを配りました。

    今回は中学で開きましたが、ターゲットは小学生です。

    でも小学生はすぐ忘れるので、中学生が対象としていいですね。

    高校生はもう遅い。『俺たちには関係ねー』っていう感じになりがちだから」

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  • Posted by コーディネーターズ at 19:45Comments(0)