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第3回「八王子未来学」ニューFD/SDセミナーの巻

第3回「八王子未来学」ニューFD/SDセミナー

「教職協働」と「大学間連携」の持続的発展

八王子生涯学習センター

2010年9月3日



最初の基調講演を行われた小田さん(山形大学教授)は、

「大学間連携による持続可能なFD/SDのありかた」がテーマで、

やはりパワフルでした。

「自分の大学を一番知っているのは自分たちだが、あらばかりが目立つ。

でも、相対化して自分の大学のよいところ・強みを発見するために

大学連携がある」とおっしゃっていました。



2番目の伊藤さん(慶応義塾大学准教授)の講演は、元みずほ総研の

人だけあってスマートで、「大学連携、産学連携、地域連携の

多層的な連携による大学教育改革」がテーマでした。

「国からのカネに頼らずに、持続可能にするのが大切」とも。



午後の講演は、「教職協働の必要性と進め方」をテーマにした、

遠山さん(神奈川工科大学教授)のお話でした。

「学生は客ではなく、資産。また、教員、職員はレベルが同じで、

役割が違う。バラバラに頑張ったので進まないので、

一つの目的に向かって、協働することが大切」とおっしゃっていました。

そのあとの分科会では、筆者は第2分科会に出て、小田さんのワークショップでしたが、

魅力的な、個性的な、また大学連携のためのFDSDは何かを討論しました。

「ワークショップ」ですから、参加者がワークするわけですが、

3分間という時間を区切って、自己紹介、自分の所属する大学の紹介、八王子の紹介、

最後にグループごとに討議した大学連携のアイデアの紹介を行っていきます。

八王子共通の図書館や合同箱根駅伝チーム(3月のSDFDでも出ましたが)を作れば、

といった意見もあり、盛り上がりました。

小田さんから、「八王子ゲーム」を作ってはどうか、というアイデアも出ました。

SDFDを、もっと産業界を巻き込んだり、また学生を巻き込んだりすれば面白い、

というまとめもありました。

アイデアはいっぱいあり、あとは、

小田さんのようなエンジンになってくれる人がいれば、ということかもしれません。

<このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>  


  • Posted by コーディネーターズ at 13:30Comments(0)学校・学生・就職活動

    NECビジネスコラボレーションの巻



    NECビジネスコラボレーション ~PaPeRo~

    NEC芝倶楽部

    2010年8月26日

    NECがロボットパペロを使ってどうビジネス展開するべきか

    オープンな参加で意見を求めて開かれた検討会です。

    これは先日のNECでのロボット講演の続きで

    懇親会もあり、NECも本気でビジネス化を目指しているようです。

    参加企業も、八王子未来学を含めて十数社が出席し、

    そこには有名な広告代理店や、システム屋さん、ソフトハウス、

    ベンダ(販売会社)も出ていました。

    私は、「とにかく会話能力を強化してほしい」ということを

    NECの皆さんに申し上げました。

    この日は、パペロの操作プログラムも実際に組ませてただきましたし、

    いろいろな会社の方と名刺交換させていただきました。

    操作プログラムは、手順がセットになったブロックを組み立てるやり方と、

    言語からいじっていくやり方があるようです。

    …もちろん、私が目指してるのは、八王子でのロボット治験ですが。

    <このブログは八王子未来学コーディネーター出口>
      


  • Posted by コーディネーターズ at 20:50Comments(2)パソコン・インターネット・IT

    MOEの見守りシステムの巻

    ■MOEの見守りネットワーク

    八王子市鹿島にある、らいふねっとMOEは、

    デイサービスなどを行うサービス事業者です。

    かねてから、理事長の菅原さんが、

    地域の高齢者を見守る見守りシステムをここに作りたい、

    とおっしゃっていました。

    今回のブログは、その試行錯誤の「旅の途中」です。



    【1】新宿区百人町の見守りケータイ

    人と人をつなぐ会

    写真左から

    本庄有由さん(人と人をつなぐ会理事長) 菅原さん(MOE理事長) 吉田さん(MOE)

    2010年8月23日

    MOEの菅原理事長と吉田さんと一緒に、猛暑の中、

    新宿区百人町にある「人と人をつなぐ会」の部屋を訪ねました。

    すると最近テレビによく出ていらっしゃるという本庄理事長と

    「僕は裏方です」」とおっしゃる「見守りケータイ部長」の長谷川さんが

    迎えてくださいました。

     ここに来たのは、かねてからMOEの菅原さんが、

    「高齢者の見守りシステムを作りたい」とおっしゃっていて、

    「見守りシステム」についていろいろ調べている吉田さんが

    「人と人をつなぐ会」の「見守りケータイ」情報を見つけたからです。

    菅原理事長や長谷川さんによれば、9月から

    まずは写真のように携帯電話の画面の下にある

    黄色い「家ボタン」や「1、2、3番ボタン」で、

    コールセンターや家族に緊急電話ができるようになっている

    ソフトバンクケータイで実験を開始する、ということです。

    これは折りたたまれたケータイを開くだけで、

    「安否確認メール」が送られるようにもなっています。

     製造先・中国の関連のトラブルなど本格的な運用は少し先のようですが、

    2ヶ月間放置された孤独死の人の遺体の様子などを

    目の当たりにした戸山団地の理事長のお話には説得力があります。

    八王子も固定電話で同様のことをやっているようですが、

    戸山団地でもそれは昔やって、外出した時などに使えないので

    固定電話ではだめだという結論になったそうです。

    NHKで数回、つい最近、TBSのNEWS23でも取り上げられた

    新宿区百人町の戸山団地の試みは、広がるでしょうか。

    問題は、月々約4000円という価格です。

    高いと思われるようですが、24時間のコールセンターも必要ですし、

    民間でやるにしても、2年間程度の実験期間の行政による補助は不可欠にも思えます。

    【2】八王子市高齢者福祉課 政策担当

    高齢者支援課には、下記【3】の「あんしんS」の対応などもする

    相談担当とは別に、政策担当があり、

    もしソフトバンクケータイ電話の見守りシステムの試みを行う場合、

    支援していただけないでしょうか、と一度電話でお尋ねしましたが、

    現在の「あんしんS」の結果もまだ出ていない段階だし、

    実験的にという話でも難しいということでした。

    【3】八王子市高齢者福祉課 電話システム



    八王子市 高齢者支援課

    相談担当2名 MOEの菅原さん、吉田さん

    2010年9月27日

     月々4000円は高齢者には高い、と皆さんがおっしゃるので、

    八王子で、そういう試みに支援をできないか、聞いてみることにしました。

    戸山団地のソフトバンクケータイについては無理なようですが、

    八王子でも写真のような「シルバーホン あんしんS(NTT)」を

    使ったシステムが試みられていて、現在、約400世帯で使われているそうです

    (ペンダント型送信機あり)。

    この写真の「機器+電話訪問」がセットで、

    機器のレンタル料と電話訪問料は市が負担してくれます。

    「家に閉じこもりがちで、親族の訪問が途絶えがちな

    65才以上の一人暮らしの高齢者か高齢者世帯」などの条件があって、

    その条件をクリアした人が使えるそうです。

    この「あんしんS」は、機能的にはほぼ、戸山団地の見守りケータイと同じで、

    連絡先ボタンは一つですが、写真のそのピンクのボタンを押すと、

    まず登録第一優先順位の連絡先にかかり、

    そこに通じないと、第二優先順位の連絡先に、

    そこに通じないと、第三順位の連絡先に…と自動的に別の個所に

    かけていくシステムで、申請時にあらかじめ登録した連絡先につなげるそうです。

    ソフトバンクケータイの「家マーク」や①②③のボタンを

    ひとつのボタンで次々に順送りにしていってかけていく感じで、

    もちろん第一優先順位(ソフトバンクケータイでは、家マークの

    連絡先に相当する)のところがつながれば一番いいでしょう。

    NTT限定の固定電話ですから、外出時は使えませんが、

    在宅の高齢者を対象としているため、頻繁に外出できる方は対象外とのことです。

    また「声の訪問」が行われているということです。

    看護師などの専門職のオペレーターが月に1回、

    電話で安否確認、健康相談をするそうですが、

    これは、つい最近、民間委託されて、看護師などの専門職が対応するようになった、

    不安もあるが頑張ってほしいということでした。

    MOEとしては、この「声の電話」やサロン活動などを交えた、

    地域の見守りシステムを作りたいとおっしゃっていました。

    さらに、同じサイズの緊急システム用の機器を使った「緊急システム」も稼働していて

    使える人の条件が厳しくなり(一人暮らしの高齢者・高齢者世帯で、

    心疾患・脳疾患・呼吸器疾患など、緊急性の高い慢性疾患があり、

    過去に救急搬送された経緯があり、日常生活で常時注意が必要な方)、

    さらに441円/月(非課税の方は免除)の自己負担が必要ですが

    緊急ブザーが押された時、民間の受信センターにつながり、

    安否確認が電話で行われ、緊急と判断された場合、受信センターから

    119番通報されます。

    詳しくは高齢者支援課までご相談ください。

    【4】ボランティアセンター




    八王子ボランティアセンター

    左から大島さん(八王子市ボランティアセンター主査)、

    小林さん(八王子市社会福祉協議会副参事)、菅原さん、吉田さん

    2010年10月4日

    MOEの希望は、地域の見守りシステムです。

    電話も使いながら、地域に根差した常設の「喫茶店」のような

    サロン活動も行ってみたい、ということですので、

    サロン活動を展開している八王子ボランティアセンターに相談にやって来ました。

    常設のサロンを開くのは、顔見知りの関係を作ることが目的で、

    将来、必ず地域に役に立つ、とお考えです。

    たとえばコーヒーは200円くらいにし、お年寄り以外の人にも来てもらう。

    来れない人には電話の見守りシステムで対応する、というような。

    社会福祉協議会の小林さんや、ボランティアセンターの大島さんは、

    「準備金3万円と12万円/年は法人には払えないが、

    たとえば法人のMOEとは別の住民組織を作って、そこが主体になるなどのやり方はある。

    でも、看板がMOEで、主体が住民組織というのは、少し分かりにくいかもしれない。

    現在支援しているこのサロン活動は、月1、2回で、交流のきっかけをつくるのが目的。

    将来は、常設を作りたいと考えている。

    ボランティアセンターが目指しているのは、地域の人が主体の(老人会などの)地縁的組織で

    MOEの目指しているものと似ている」

    といったことをおっしゃっていました。

    公的は支援には、いろいろな条件もありますが、

    近い将来、MOEが常設サロンを開ける感触は、得られたように思います。

    <このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>  


  • Posted by コーディネーターズ at 22:25Comments(0)コミュニティビジネス

    城山中学の中学生が東京高専の研究室を取材するの巻



    城山中学校の中学生の皆さんによる高専研究室取材

    鈴木校長先生と城山中学校の生徒の

    秋山くん、大岡くん、佐々木くん、城定くん、鈴木幹くん

    黒崎先生と黒崎研の皆さん、斉藤先生と斉藤研の皆さん

    東京高専 黒崎研、斉藤研

    2010年8月21日(土)

    東京高専deサイエンスフェスタ2010の初日に、

    八王子市立城山中学校の鈴木校長先生と5人の生徒さんが、やってきてくれました。

    今回は見学ではなく、研究室の「取材」をしに来てくれたのです。すごい。

    上は午前11時に、まず訪問した黒崎研での取材の様子です。

    デジカメを片手に、鉄の引っ張り強度試験を撮影し、

    黒崎先生や黒崎研の皆さんの説明を聞いているところです。



    一言で黒崎研と言いますが、マレーシアからの留学生の方がいたり

    やさしく説明してくれるFさんがいたりと、当然ですが、いろいろな人間の集まりです。

    そこで行われた鉄の引っ張り強度試験の結果、

    この写真のように、鉄筋がドーンという音とともにちぎれる瞬間を目撃しました。

    詳しいことは、近く出来上がってくる彼らの記事に委ねましょう。



    高専の多目的室で、彼らが持ってきた弁当で昼食を済ませたあと、

    13時より斉藤研の研究室にお邪魔しました。

    ここは流体を研究しているところだそうです。

    斉藤研のこの(後半の)2枚の写真は、中学生が撮ってくれたものです。

    先月の千種先生の撮影講義が生きているんじゃないでしょうか。

    撮っているのは、部屋全体の様子ですね。

    下の写真は、水撃ポンプといって、無動力で水を揚げる、揚水する機械だそうです。

    中学生記者からは「慣性が利用されているんですか?」という質問が出ていました。

    い~ですね~。うまい説明がされなかったところに、

    斉藤先生が「もちろん、すべてに慣性はあるんだから、利用しているよ」と

    応えてくださり、みんななんかい~感じでした。



    城山中学生による取材は、現在製作中の「八王子事典」もとい、

    「八王子がわかる事典」の記事を中学生の皆さんに

    書いていただくことはできないでしょうか、という提案に対し、

    鈴木校長先生が、面白い、やってみましょう、と快諾されて、行われたものです。

    今年は暑い夏でした。サイエンスフェスタの日もいい天気でした。

    鈴木先生、城山中学校の皆さん、本当にありがとうございました。

    <このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>
      


  • Posted by コーディネーターズ at 23:13Comments(0)学校・学生・就職活動