東京家政学院大学でのロボット治験の巻
2011年01月29日
■1■ロボット治験・パペロのお願い(東京家政学院大学)
東京家政学院大学
前列左から中村さん(東京家政学院大学・非常勤講師)、吉川さん(同教授)、
小野さん(同教授)、市原さん(同教授)
後列左から飯谷さん(東京家政学院総務課課長)、大中さん(NEC)
2010年11月24日
今日は、パペロのロボット治験のプレゼンです。
「ロボットを使う幼児教育」の可能性に、総務課の飯谷さんが、すぐに紹介くださり、
飯谷さんが集めてくださった先生方も、ロボットが役に立つかどうか分からない状態で
興味を持っていただき、この後の、1カ月もしない期間の授業で
二度も「実験」を行なっていただけることになりました。
先生方の瞬発力に、少し驚きました。
■2■ロボット治験・パペロのプログラミング実習(東京家政学院大学)
東京家政学院大学
左から大中さん(NEC)、小暮さん(同)、田尻さん(東京家政学院大学助手)、
市原さん(同教授)、中村さん(同)、吉川さん(同教授)ら
2010年12月1日
NECから、プログラミングのコーチの小暮さんが来て、
みんなの前で、パペロの言動のコーチ&プログラミングをしてくれました。
先生たちから、「もう少しそこのイントネーションはこうならない?」
などといった要望がたくさんあり、小暮さんも汗をかいていました。
でもそのおかげで、ほぼ完成に近いプログラムが、この日にできてしましました。
クリスマスバージョン授業のプログラムもあり、
最終的には、小暮さんと田尻さんの間で、何回もやり取りを行い、
小暮さんは、もう一度プログラミングをしに来てくださったそうです。
■3■ロボット治験・パペロの実施1(東京家政学院大学)
東京家政学院大学プレイルーム
幼児グループの実習
2010年12月8日
今日は、東京家政学院大学で、幼児十数人と親、学生、教員によって
行われている幼児グループ実習で、
ロボットのパペロが子どもたちに、どう受け入れられるか、
パペロが「お片付けをしましょう」などと言った場合、
子どもたちは、保育者がピアノを弾いて伝える場合とどう違うのか、
などの観点から、「ロボット治験」が行われました。
一言で「行われました」と言っても、
ロボットを使うことをお母さんたちに説明し、理解を求め、
場面場面のプログラミングを行ない、
使う音楽についてはパペロに録音しと、とても大変です。
■4■ロボット治験・パペロの実施2(東京家政学院大学)
東京家政学院大学プレイルーム
幼児グループの実習
2010年12月15日
今日は、クリスマスにちなんだ実習で、
サンタクロースのお爺さんが登場し、
子どもたちがみんなプレゼントを受け取っていました。
パペロの存在に1回目より親しみを感じ、
「片付けられるか見ているよ」というパペロの声に、
片付けを見守ったり、励まされたりする子どももいたようです。
■5■ロボット治験・パペロの新年のロボット研究会(東京家政学院大学)
東京家政学院大学
左から、小野さん、大中さん(NEC)、吉川さん、田尻さん
2011年1月19日
今回は、12/8と12/15に行われた幼児グループの実習を受けて、
幼児教育におけるロボットの効果などが話し合われました。
・ロボットが集団の中の人間同士をつないだり、
三者関係を作るのに役立つ可能性がある。
(ロボットに「もっと早く起きなさい」と言わせれば、
お母さんが口やかましく言う必要もないし)
・2、3歳の子どもは、(外界に対し)アクションを起こし、その応答を見て、
またアクションを起こす、というサイクルで興味を覚え成長するので、
ロボットの応答が大切。
・ミラーニューロンで、他人に同調する機能はどう影響を受けるか。
・予想外にふるまうロボットを見て、「すべて自分が悪く、自分の責任」と
落ち込む人の思考パターンを変えていくことに、好影響?
・子どもを見守る存在としての機能が面白い。
などなど、こんなことに役立ってくれればという事柄が、並びました。
一方、子どもが相手なので、
・ロボットの隙間に手をつっこんだり、投げ飛ばす恐れがあるので、
人間が誰かついていなくては。
・触るとロボットが反応するエリアがよく分からない。
結論的には、もっと使ってみたいのだけど、
本格的に使うとなると、おカネもかかるし、なにがしかの助成金が出れば、
ということだったと思います。
<このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>
東京家政学院大学
前列左から中村さん(東京家政学院大学・非常勤講師)、吉川さん(同教授)、
小野さん(同教授)、市原さん(同教授)
後列左から飯谷さん(東京家政学院総務課課長)、大中さん(NEC)
2010年11月24日
今日は、パペロのロボット治験のプレゼンです。
「ロボットを使う幼児教育」の可能性に、総務課の飯谷さんが、すぐに紹介くださり、
飯谷さんが集めてくださった先生方も、ロボットが役に立つかどうか分からない状態で
興味を持っていただき、この後の、1カ月もしない期間の授業で
二度も「実験」を行なっていただけることになりました。
先生方の瞬発力に、少し驚きました。
■2■ロボット治験・パペロのプログラミング実習(東京家政学院大学)
東京家政学院大学
左から大中さん(NEC)、小暮さん(同)、田尻さん(東京家政学院大学助手)、
市原さん(同教授)、中村さん(同)、吉川さん(同教授)ら
2010年12月1日
NECから、プログラミングのコーチの小暮さんが来て、
みんなの前で、パペロの言動のコーチ&プログラミングをしてくれました。
先生たちから、「もう少しそこのイントネーションはこうならない?」
などといった要望がたくさんあり、小暮さんも汗をかいていました。
でもそのおかげで、ほぼ完成に近いプログラムが、この日にできてしましました。
クリスマスバージョン授業のプログラムもあり、
最終的には、小暮さんと田尻さんの間で、何回もやり取りを行い、
小暮さんは、もう一度プログラミングをしに来てくださったそうです。
■3■ロボット治験・パペロの実施1(東京家政学院大学)
東京家政学院大学プレイルーム
幼児グループの実習
2010年12月8日
今日は、東京家政学院大学で、幼児十数人と親、学生、教員によって
行われている幼児グループ実習で、
ロボットのパペロが子どもたちに、どう受け入れられるか、
パペロが「お片付けをしましょう」などと言った場合、
子どもたちは、保育者がピアノを弾いて伝える場合とどう違うのか、
などの観点から、「ロボット治験」が行われました。
一言で「行われました」と言っても、
ロボットを使うことをお母さんたちに説明し、理解を求め、
場面場面のプログラミングを行ない、
使う音楽についてはパペロに録音しと、とても大変です。
■4■ロボット治験・パペロの実施2(東京家政学院大学)
東京家政学院大学プレイルーム
幼児グループの実習
2010年12月15日
今日は、クリスマスにちなんだ実習で、
サンタクロースのお爺さんが登場し、
子どもたちがみんなプレゼントを受け取っていました。
パペロの存在に1回目より親しみを感じ、
「片付けられるか見ているよ」というパペロの声に、
片付けを見守ったり、励まされたりする子どももいたようです。
■5■ロボット治験・パペロの新年のロボット研究会(東京家政学院大学)
東京家政学院大学
左から、小野さん、大中さん(NEC)、吉川さん、田尻さん
2011年1月19日
今回は、12/8と12/15に行われた幼児グループの実習を受けて、
幼児教育におけるロボットの効果などが話し合われました。
・ロボットが集団の中の人間同士をつないだり、
三者関係を作るのに役立つ可能性がある。
(ロボットに「もっと早く起きなさい」と言わせれば、
お母さんが口やかましく言う必要もないし)
・2、3歳の子どもは、(外界に対し)アクションを起こし、その応答を見て、
またアクションを起こす、というサイクルで興味を覚え成長するので、
ロボットの応答が大切。
・ミラーニューロンで、他人に同調する機能はどう影響を受けるか。
・予想外にふるまうロボットを見て、「すべて自分が悪く、自分の責任」と
落ち込む人の思考パターンを変えていくことに、好影響?
・子どもを見守る存在としての機能が面白い。
などなど、こんなことに役立ってくれればという事柄が、並びました。
一方、子どもが相手なので、
・ロボットの隙間に手をつっこんだり、投げ飛ばす恐れがあるので、
人間が誰かついていなくては。
・触るとロボットが反応するエリアがよく分からない。
結論的には、もっと使ってみたいのだけど、
本格的に使うとなると、おカネもかかるし、なにがしかの助成金が出れば、
ということだったと思います。
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永生病院でロボット治験の巻
2011年01月24日
■1■ロボット治験・パペロのお願い(永生病院)
永生病院
春日井・永生病院副院長
2010年9月14日
南陽台地域福祉センターの渡邉理事長に紹介していただいた
永生病院の春日井副院長に、ロボット治験の説明と、パペロを
使っていただけないでしょうかというお願いをしに伺いました。
・永生病院には、外来患者が来院する「クリニック」、
入院患者とその家族が来院する「病院」)、また
通所サービスや入所サービスも行える施設もあるが、
どれがいいかは、今度NECさんが来たときに考えましょう。
・グループホームの1階が保育所になっているところもある。
・そのほか、在宅や訪問介護もやっている。
・リハビリ訓練棟の受付というのもある。
・でも、イメージがわかない、何ができるか分からない。
・ロボットに何ができるか、できないかもしれないから、
お役に立てるかどうか分からない。
・ロボットにできないことをどうするか、を考えなくてはならないだろう。
この次のプレゼンと合わせて、皆さんがきびきび忙しく働いていらっしゃる病院への
お願いは、緊張します。多忙な仕事の現場の時間をいただくわけですから。
■2■ロボット治験・パペロのプレゼン(永生病院)
永生病院
(左から)学生さん2人、齋藤さん(永生病院師長)、安藝さん(同看護部長)、
安井さん(同医療サービス支援課)、春日井さん(同副院長)、
小林さん(プレゼン中の創価女子短大学生)、亀田さん(創価女子短大准教授)、
大中さん(NEC)
2010年10月19日
この日は、亀田研からも学生さんが10人くらいやってきました。
10月の夕方、もう外は暗くなってきたし、
病院関係の皆さんは、本当に忙しそうで、
携帯電話がひっきりなしにかかってくるし、
呼び出されてはまた戻ってきて会合に参加する、といった感じです。
ロボット治験を行なっていただけるかどうか、まったく分からない状態でした。
議論は2時間。置けるとしたらどこに置くか、
どんな役に立つのか、忙しい患者さんとのやり取りの中にロボットを入れられるのか、
それが無理ならどこがいいか、などなど、それはかなり大変なものとなりました。
それでも、春日井副院長が、「まあ、やってあげようじゃないか」という雰囲気を
作ってくださり、往来の激しい「クリニック」ではなく、
少し落ち着いた感じの「病院」の方の受付に
パペロを置いてみていただけることになりました。
亀田先生や学生さんの熱弁がありましたが、
よくご了解をいただけたものだと、感激しました。
■3■ロボット治験・パペロの実施1(永生病院)
永生病院
山崎さん(創価女子短大学生)、齋藤さん(永生病院師長)、小林さん(創価女子短大学生)
2010年11月6日
実際に、病院の受付にパペロを置いて、
来る患者さんのご家族の方に、興味を持っていただいていました。
直接、とてもお世話になったのは、看護部長の安藝さんです。
また、次長の田野倉さんにも、現場で、大変お世話になりました。
まず、それぞれのお仕事が忙しい中、
学生さんが持ってきたパペロが何をするかその場で聞いていただき、
パペロ用のスペースを作っていただいたり、
周りの皆さんに説明していただいたり。
パペロが話し出すと、わっと人が集まるのですが、
実際に現場でどう役に立つのか…。
「病院からのお願い。インフルエンザが流行っているので手洗いしてください」
「この病院の先生をご紹介します。A先生は…」
のように、業務の中に直接入るよりは、とりあえずはサポート的なことで使えるようです。
上の写真は、先日の会議でお世話になった齋藤師長が通りかかったところ。
■4■ロボット治験・パペロの実施2(永生病院)
永生病院からの帰りの京王線・めじろ台駅
幸田さん(左、創価女子短大学生)、小林さん(同)
2010年12月4日
今日は、2回目のパペロの「実験」でした。
学生の小林さんが操るパペロを、今日は、
受付のアルコール消毒の台の脇に置いて、
「手を消毒してください」と声を出します。
人が脇に立っているとき、パペロだけがいるとき、
人もパペロもいないで消毒液だけがあるとき、の3パターンで、
どのくらいの人が手を洗浄するか、という実験が行われました。
今回の結果では、大きな差は出なかったかもしれません。
また、学生の幸田さんが、パペロが旅行に行ったという設定で
患者さんに旅行写真をパペロの語りつきで見せるプログラムも、
安藝さんに披露していました。
上の写真は、永生病院から帰るところ。
パペロが街中に溶け込む日は、近いのでしょうか。
■5■ロボット治験・パペロの卒論発表(亀田研)
創価女子短大
亀田研の皆さんと来賓
2010年1月14日
この日は、亀田研究室の学生さんの、卒論発表会です。
「パペロは秘密を漏らさないし、高齢者がパペロに信頼を持っているということが分かった」
という学生さんの言葉で始まった卒論発表会は、
・音楽のリラクゼーション(パペロを通して、癒しの音楽を選択する)
・永生病院の受付ロボットの試み
・永生病院でプレゼンした写真を媒介にしたコミュニケーション
・パペロと一緒にスポーツ観戦
・パペロによる本の読み聞かせ
などなど、14の結果発表やアイデア発表がありました。
「来賓」には、NECの大中さんや、日刊工業新聞社の方々、
創価大学の先生、会社の技術部長さんらが来ていました。
まだ数や規模が少ないかもしれませんが、
またロボットが本当に役に立った、という発表がされる日はまだ先でしょうが、
こんな発表会が、八王子の各地で行われていくのが、望まれるひとつの形かもしれません。
<このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>
永生病院
春日井・永生病院副院長
2010年9月14日
南陽台地域福祉センターの渡邉理事長に紹介していただいた
永生病院の春日井副院長に、ロボット治験の説明と、パペロを
使っていただけないでしょうかというお願いをしに伺いました。
・永生病院には、外来患者が来院する「クリニック」、
入院患者とその家族が来院する「病院」)、また
通所サービスや入所サービスも行える施設もあるが、
どれがいいかは、今度NECさんが来たときに考えましょう。
・グループホームの1階が保育所になっているところもある。
・そのほか、在宅や訪問介護もやっている。
・リハビリ訓練棟の受付というのもある。
・でも、イメージがわかない、何ができるか分からない。
・ロボットに何ができるか、できないかもしれないから、
お役に立てるかどうか分からない。
・ロボットにできないことをどうするか、を考えなくてはならないだろう。
この次のプレゼンと合わせて、皆さんがきびきび忙しく働いていらっしゃる病院への
お願いは、緊張します。多忙な仕事の現場の時間をいただくわけですから。
■2■ロボット治験・パペロのプレゼン(永生病院)
永生病院
(左から)学生さん2人、齋藤さん(永生病院師長)、安藝さん(同看護部長)、
安井さん(同医療サービス支援課)、春日井さん(同副院長)、
小林さん(プレゼン中の創価女子短大学生)、亀田さん(創価女子短大准教授)、
大中さん(NEC)
2010年10月19日
この日は、亀田研からも学生さんが10人くらいやってきました。
10月の夕方、もう外は暗くなってきたし、
病院関係の皆さんは、本当に忙しそうで、
携帯電話がひっきりなしにかかってくるし、
呼び出されてはまた戻ってきて会合に参加する、といった感じです。
ロボット治験を行なっていただけるかどうか、まったく分からない状態でした。
議論は2時間。置けるとしたらどこに置くか、
どんな役に立つのか、忙しい患者さんとのやり取りの中にロボットを入れられるのか、
それが無理ならどこがいいか、などなど、それはかなり大変なものとなりました。
それでも、春日井副院長が、「まあ、やってあげようじゃないか」という雰囲気を
作ってくださり、往来の激しい「クリニック」ではなく、
少し落ち着いた感じの「病院」の方の受付に
パペロを置いてみていただけることになりました。
亀田先生や学生さんの熱弁がありましたが、
よくご了解をいただけたものだと、感激しました。
■3■ロボット治験・パペロの実施1(永生病院)
永生病院
山崎さん(創価女子短大学生)、齋藤さん(永生病院師長)、小林さん(創価女子短大学生)
2010年11月6日
実際に、病院の受付にパペロを置いて、
来る患者さんのご家族の方に、興味を持っていただいていました。
直接、とてもお世話になったのは、看護部長の安藝さんです。
また、次長の田野倉さんにも、現場で、大変お世話になりました。
まず、それぞれのお仕事が忙しい中、
学生さんが持ってきたパペロが何をするかその場で聞いていただき、
パペロ用のスペースを作っていただいたり、
周りの皆さんに説明していただいたり。
パペロが話し出すと、わっと人が集まるのですが、
実際に現場でどう役に立つのか…。
「病院からのお願い。インフルエンザが流行っているので手洗いしてください」
「この病院の先生をご紹介します。A先生は…」
のように、業務の中に直接入るよりは、とりあえずはサポート的なことで使えるようです。
上の写真は、先日の会議でお世話になった齋藤師長が通りかかったところ。
■4■ロボット治験・パペロの実施2(永生病院)
永生病院からの帰りの京王線・めじろ台駅
幸田さん(左、創価女子短大学生)、小林さん(同)
2010年12月4日
今日は、2回目のパペロの「実験」でした。
学生の小林さんが操るパペロを、今日は、
受付のアルコール消毒の台の脇に置いて、
「手を消毒してください」と声を出します。
人が脇に立っているとき、パペロだけがいるとき、
人もパペロもいないで消毒液だけがあるとき、の3パターンで、
どのくらいの人が手を洗浄するか、という実験が行われました。
今回の結果では、大きな差は出なかったかもしれません。
また、学生の幸田さんが、パペロが旅行に行ったという設定で
患者さんに旅行写真をパペロの語りつきで見せるプログラムも、
安藝さんに披露していました。
上の写真は、永生病院から帰るところ。
パペロが街中に溶け込む日は、近いのでしょうか。
■5■ロボット治験・パペロの卒論発表(亀田研)
創価女子短大
亀田研の皆さんと来賓
2010年1月14日
この日は、亀田研究室の学生さんの、卒論発表会です。
「パペロは秘密を漏らさないし、高齢者がパペロに信頼を持っているということが分かった」
という学生さんの言葉で始まった卒論発表会は、
・音楽のリラクゼーション(パペロを通して、癒しの音楽を選択する)
・永生病院の受付ロボットの試み
・永生病院でプレゼンした写真を媒介にしたコミュニケーション
・パペロと一緒にスポーツ観戦
・パペロによる本の読み聞かせ
などなど、14の結果発表やアイデア発表がありました。
「来賓」には、NECの大中さんや、日刊工業新聞社の方々、
創価大学の先生、会社の技術部長さんらが来ていました。
まだ数や規模が少ないかもしれませんが、
またロボットが本当に役に立った、という発表がされる日はまだ先でしょうが、
こんな発表会が、八王子の各地で行われていくのが、望まれるひとつの形かもしれません。
<このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>
アロマボランティア・八老連
2011年01月23日
アロマテラピーボランティア
杏林大学と山野美容芸術短期大学の連携で
八王子市老人クラブ連合会(八老連)でアロマを使った、
ハンドマッサージ、アロマ香・石鹸作りの
デモンストレーションを開催させて頂きました。
当日は八老連から約40名、大学から先生3名、学生4名が参加されました。
秋の終わりというのに台風が到来し、
予定時間を短縮しての実施でしたが充実したものとなりました。
八老連ではこれを機に女性委員会が中心となり社会奉仕活動部を立ち上げ、
地域に貢献しようとも考えての実施でした。
山野短大の先生からハンドマッサージ方法の説明、
杏林大から香・石鹸の作り方の手順の説明、指導を受け始まる。
始まると皆さんの顔が生き生きと輝き始め
何とも言えない楽しい雰囲気となってきました。
八老連ではきょう参加の皆さんに癒し楽しさを味わって頂き、
それぞれの各地域に帰って実施できる人たちを育てて活きたいと考えています。
そして一人でも多くの人に参加して貰い引籠りの人を無くしたいとも考えています。
まだスタートしたばかりですが大きく発展していけば素晴らしい事と思います。
大学側も学生さんに地域との係り合いを通じ教育の場にも成ると考えて居り、
卒業後の人間形成の一助にもなると思われます。
作り方を先生にお聞きしたので説明いたします、試してみてください。
<香の作り方>
準備するもの(1人分)
・エッセンシャルオイル(好みのもの) ・お香パウダー10g
・水8~10cc(約小さじ2) ・容器(乳針等が良い)
・混ぜ棒(乳棒等が良い) ・成型型〔石膏コーン、クッキー型等〕
作り方
①お香パウダーが飛び散らぬように、静かに容器に入れます。
②パウダーに水を少しずつ加え、静かに混ぜます。
全体に水が行き渡ったところで(ボソボソした状態)、
エッセンシャルオイルを加え混ぜます。
③紙粘土状になり、色むらがなくなるまでよく練り合わせます。
乳針乳棒がない方は、棒で混ぜにくい状態になったら、
手で練ってもOkです。(必ず手袋をはめて下さい)
<アロマ石鹸の作り方>
準備するもの(1人分)
・石鹸素地---50g ・植物油---小さじ1/2杯(マカダミアナッツ油
/小麦胚芽油 /キャロット油など)
・芳香蒸留水---小さじ1杯(ローズウォーター /カモミール
ウォーターなど) ・精油---5滴(好みのオイルを合計5滴になるよう調整)
・ビニール袋(厚手のものか2枚重ね) ・石鹸型(クッキー型等)
・ラップ ・電子 はかり ・計量スプーン
作り方
① ビニール袋(2枚重ね)に、石鹸素地50gを入れる。
②①に植物油、芳香蒸留水を加える。
③②に好みのオイルを合計5滴になるよう調整して加える。
防腐剤を使っていないため、早めに使用する。
④ビニールの口を軽くねじり、入れたものが均一に混ざるよう十分に練る。
(出来上がったものを適当な大きさに分け使用する)
⑤石鹸型にラップ(2住)を敷き、オイルなどを薄く塗り、石鹸を詰める。
⑥型からはずしラップに包んでおく。⑦日陰で4~5日乾燥させる。
注意点
練りが足りないと仕上がりが悪くなるので、気長にしっかり練る
/
杏林大学と山野美容芸術短期大学の連携で
八王子市老人クラブ連合会(八老連)でアロマを使った、
ハンドマッサージ、アロマ香・石鹸作りの
デモンストレーションを開催させて頂きました。
当日は八老連から約40名、大学から先生3名、学生4名が参加されました。
秋の終わりというのに台風が到来し、
予定時間を短縮しての実施でしたが充実したものとなりました。
八老連ではこれを機に女性委員会が中心となり社会奉仕活動部を立ち上げ、
地域に貢献しようとも考えての実施でした。
山野短大の先生からハンドマッサージ方法の説明、
杏林大から香・石鹸の作り方の手順の説明、指導を受け始まる。
始まると皆さんの顔が生き生きと輝き始め
何とも言えない楽しい雰囲気となってきました。
八老連ではきょう参加の皆さんに癒し楽しさを味わって頂き、
それぞれの各地域に帰って実施できる人たちを育てて活きたいと考えています。
そして一人でも多くの人に参加して貰い引籠りの人を無くしたいとも考えています。
まだスタートしたばかりですが大きく発展していけば素晴らしい事と思います。
大学側も学生さんに地域との係り合いを通じ教育の場にも成ると考えて居り、
卒業後の人間形成の一助にもなると思われます。
作り方を先生にお聞きしたので説明いたします、試してみてください。
<香の作り方>
準備するもの(1人分)
・エッセンシャルオイル(好みのもの) ・お香パウダー10g
・水8~10cc(約小さじ2) ・容器(乳針等が良い)
・混ぜ棒(乳棒等が良い) ・成型型〔石膏コーン、クッキー型等〕
作り方
①お香パウダーが飛び散らぬように、静かに容器に入れます。
②パウダーに水を少しずつ加え、静かに混ぜます。
全体に水が行き渡ったところで(ボソボソした状態)、
エッセンシャルオイルを加え混ぜます。
③紙粘土状になり、色むらがなくなるまでよく練り合わせます。
乳針乳棒がない方は、棒で混ぜにくい状態になったら、
手で練ってもOkです。(必ず手袋をはめて下さい)
<アロマ石鹸の作り方>
準備するもの(1人分)
・石鹸素地---50g ・植物油---小さじ1/2杯(マカダミアナッツ油
/小麦胚芽油 /キャロット油など)
・芳香蒸留水---小さじ1杯(ローズウォーター /カモミール
ウォーターなど) ・精油---5滴(好みのオイルを合計5滴になるよう調整)
・ビニール袋(厚手のものか2枚重ね) ・石鹸型(クッキー型等)
・ラップ ・電子 はかり ・計量スプーン
作り方
① ビニール袋(2枚重ね)に、石鹸素地50gを入れる。
②①に植物油、芳香蒸留水を加える。
③②に好みのオイルを合計5滴になるよう調整して加える。
防腐剤を使っていないため、早めに使用する。
④ビニールの口を軽くねじり、入れたものが均一に混ざるよう十分に練る。
(出来上がったものを適当な大きさに分け使用する)
⑤石鹸型にラップ(2住)を敷き、オイルなどを薄く塗り、石鹸を詰める。
⑥型からはずしラップに包んでおく。⑦日陰で4~5日乾燥させる。
注意点
練りが足りないと仕上がりが悪くなるので、気長にしっかり練る
/
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鳥型ロボット・アプリポコの巻
2011年01月17日
ロボット・アプリポコの打合せ
山口さん(首都大学東京システムデザイン学部教授)
2010年11月12日
――このアプリポコは、どんなロボットなんですか?
「東芝製のアプリポコを使って、見守りロボットシステムを研究しています。
アプリポコでは、産総研が開発したRTミドルウェアを使っています。
また、カメラを2個搭載していて、ステレオ・パンチルドカメラ
(回転し、上下左右に映像を映せる)です。
鳥の形になっているのは、高齢者の皆さんが違和感を感じないように、
という意味もあります。
また、天井にカメラがあれば、いわゆる「監視カメラ」になってしましますが、
自分がカメラで見られたくないときは、ロボットにサングラスをかけさせればいい、
そんな発想もあります。
さらに自分が転んだところの画像は流してほしくない、というようなときに、
画像から判断して、その画像は送信せず、
「転んだ」という文字情報だけを送れるようにしています。
プライバシーと見守りを両立させる工夫を、していかなくてはならないでしょう。
生産コストについては、中小企業は、
数百台あるいは数千台作れば、元は取れるかもしれませんが、
大企業が黒字になるためには、相当作らないとならないでしょう。
ですから、輸出も考えることになります。
立川で「実験」をさせていただいているところがありますが、
近い八王子にひとつ、「実験」に協力していただける「サイト」がほしいですね。
私が研究しているロボットの目的は、高齢者が介護が必要にならないように、
介護予防を支援することです。
「元気老人」と呼んでいるところもありますが、「介護される老人」から「支える老人」へ、
ということを支援したい。
また、「アプリポコ+車椅子+かたづけロボ」のターゲットは、
引きこもりがちの一人暮らしの老人です。
アプリポコ単体のロボットのターゲットは、病院の受付などです。
パペロと同様のところがあり、ある程度の会話をして見守る、ということを考えています。
ただ、アプリポコを担当するのは、産総研から来た先生になると思いますし、
実際の「実験」の担当は、保健福祉学部の先生になると思います。
また、JSTの補助金次第というところもあります」
<このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>
青梅と八王子とロボットの巻
2011年01月14日
産業交流展(東京ビッグサイト)
サンリツオートメイションの模型自動車の遠隔操縦で悦に入る芳賀さん(青梅商工会議所)
2010年11月10日
八王子先端技術センター、開発・交流プラザで開かれた
コーディネーター情報交換会でお会いしたTAMA-TLOの井深社長に、
青梅商工会議所の芳賀さんに会ってみたらどうかと言われ、
青梅商工会議所が中心になって出展している「産業交流展2010」
(東京ビッグサイト)に行ってきました。
芳賀さんの肩書は「ロボット産業コーディネーター」です。
東京都中小企業振興公社が、多摩地域のイノベーションを促進するため、
(1)計測・分析器産業、(2)半導体・電子デバイス産業、(3)ロボット産業
の3つの産業分野をターゲットとした「多摩・産業コミュニティ活性化プロジェクト」を
開始し、ロボットについては、その推進母体が青梅商工会議所になりました。
運営者を「産業活性化推進機構」といい、とくに(3)のロボット産業についての
「ロボット産業活性化推進機構」を、青梅商工会議所が引き受けた、ということのようです。
その青梅商工会議所が出展している、ビッグサイト「産業交流展2010」の
「多摩・産業コミュニティ活性化プロジェクト」ブースに、芳賀さんに会いに行きました。
ここで出展していたのは、エイ・ビー・エム、菊池製作所、サンリツオートメイション、
エリオニクス、また首都大学東京システムデザイン学部の山口教授の
「アプリポコ」を使った見守りロボットシステムが展示されていました。
(右にいる白いロボットがアプリポコ。また、布団から手招きすると車椅子が近寄ったり、
テーブルの上の食器などを片付けるアーム型ロボットもいます。
アプリポコの「眼」が全体を見ているようです)。
青梅商工会議所の小俣さんに、その場で山口先生を紹介していただき、
芳賀さんには、日刊工業新聞社主催の「多摩ロボット分会」を紹介していただき、
「部屋・家・地域まるごとロボット」の佐藤教授につながっていきます。
ちなみに八王子は「計測器の町」と行政的に規定されていて、
八王子が中心になってロボットの開発がおこなわれることはない?んだそうです。
<このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>