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ロボコンフォーラムの巻



清水さん(東京高専機械工学科准教授)

平成22(2010)年2月26日

――今年(平成22年)の1月21日に

高専ロボコンフォーラム」を開催されたそうですね。

「はい、高専でロボットコンテストを行いますから、

その大会を通じて、せっかくできた交流を生かさない手はないと」

――どなたが音頭を取られたのですか?

「水谷校長先生です。

参加されたのは、高専のロボコン指導教員80人くらいと、

NHKエンタープライズのロボコン事務局の人たち、

競技専門委員、機構本部理事、機構本部事務局の皆さんなどです」

――フォーラムのきっかけは、どんなことだったんですか?

「水谷校長が、昨年10月の鶴岡大会で

「ロボコンフォーラムしようか」とおっしゃったんです。

先生の集まりを企画しようじゃないかと。



ロボコンは、写真中央の清水優史先生(東工大の名誉教授、

ロボコンの生みの親の森政弘先生<『「非まじめ」のすすめ』の著者>の

後を継いでいる先生)がいまの中心です。

鶴岡に競技委員が集まったとき、

競技委員長をしていた水谷校長から

「競技委員の意見の吸い上げをしたいので、4月にテーマを発表しましょう。

5月にアンケートをしますから、アンケート項目を出してくれませんか」

とおっしゃって、私がやることになりました。

で、そのアンケート項目に私が

「集まりがあるといいですか?」と入れたんです。

ロボコンでは、同じ高専の先生といっても、

大会の最中は相手が競争相手ですから、口をきかない、

手の内を見せたくない、合戦のさなかです。

それじゃあと別の機会に情報交換会をやろうということにしたわけです。

最初は反応がなくて30人くらいでした。

すると、校長先生が、「30人では失敗だ、どうする、清水さんの責任だよ」って。

そんなわけで、メールを出し、返事のない人や期限の迫った時に、

手分けをして電話をしました。

そうこうやっているうちに、102人、ほぼ全員が集まりました」

――苦労されたことは?

「校長と逆算して決めた記念撮影の段取りが変わったことです。

夕方になってしまい、それでは暗くて写真がきれいに写らない。

そこで急きょ変更して、写真撮影を講演の直後にするようにしました」

――楽しかったことは何ですか?

「長年おつきあいしていた、同い年くらいの先生方、

定年で退官間近の先輩の先生方に「楽しみにしている、期待している」と

おっしゃっていただいたことです。

複数の方からメールでお便りをいただきました。

私たちは同志で、同じ志で同じ悩みを持っているんです。

そんな皆さんと人間的な心の交流ができて、それがうれしかった。

ずいぶんお会いしていなかったりしましたから」

――フォーラムを開かれた意義はどのようなことですか?

「みんなで集まるこういった取り組みで

大会の事例の模範例を集めて、それを皆さんに知らせることで、

ロボコン全体のブレーンストーミング的なものができ、

各校のいい取り組みやノウハウが他の高専へ波及して、

全体の底上げにつながればいい、と思っています」

<このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>
  


  • Posted by コーディネーターズ at 21:02Comments(4)学校・学生・就職活動