たまりば

日記/一般 日記/一般八王子市 八王子市

コーディネータ情報交換会の巻

コーディネータ情報交換会の巻

八王子先端技術センター開発・交流プラザ会議室

八王子市産業振興部・大西主幹、八王子市産業政策課・柏田主査、

八王子市産業政策課・奈良主任、

JST産学連携展開部・田中主査、都産技研・瀧山産学公連携コーディネーター、

中小企業振興公社多摩支社・和田統括コーディネーター、

八王子先端技術センター・川崎相談員、同・沖川相談員、

TAMA協会・竹内事務局次長、TAMA協会・小林マネージャー、

サイバーシルクロード・土方サブリーダー、(同・高橋事務局次長)、

首都大学東京産学公連携センター・宗木コーディネーター

TAMA-TLO・松永事業部長、農工大TLO・大平アドバイザー、

電通大産学官連携センター・河野特任教授、

TAMA-TLO・武田コーディネーター、大学コンソーシアム・竹中主任、

八王子未来学コーディネーター・大久保、斎藤、出口

2010年5月20日

平成12年度の企業支援総合コーディネート事業は、八王子市が

「地域企業のためのワンストップ相談所」を目指しているプロジェクトのようです。

よろず相談所ですね。南大阪地域コンソーシアムと違うのは、

大学が中心にあるわけではない、ということだと思います。

(大学関係では、首都大学東京、電通大、農工大、そして高専が参加していますが)

 まず、文科省のJST産学連携展開部の田中さんから、

22年度の補助金の数々が説明されました。

それを皮切りに、様々な意見交換がされましたが、

白熱したのは、産業と大学、つまり産学コーディネートのやり方と、

そのコーディネーターがこの場で何を話し合うべきか、ということでした。

・先端の技術から、派生していろいろな技術が生まれるので、先端技術を話してもらう。

・いや、10年後の先端の手前の1~3年の技術が、企業には必要なのだ。

・(専門を深く掘り下げる)I字型もいいが、それだけではだめで、

(幅を持った)V字型の知識が必要だ。

・大学の先生は、先端の深さをさらに掘ったところをやる。

 だから、1~3年先を見ている企業とは、もともと合わない。

・先端よりむしろ、少し古いくらいの技術の方が、企業に受け入れられる。

・コーディネーターの出身母体が、何が得意なのかを言うべき。そうすれば、

この案件は、得意なあのコーディネーターの投げてみよう、と考えることができる。

今回、電通大が、ITが得意だと言ってくれたのはとてもいい。

・いや、得意分野ではない、切り捨てられる他の分野にも光るものがたくさんある。

だから得意分野を言うのが必ずしもいいわけではない。

・コーディネーターが、信頼されて、やっと企業に本音を言ってもらえる

(企業はニーズを含めた本音を言わない)。

この場では、公にはできないことでも、コーディネーター間の

情報を持ち寄って、相談するのがいい。

知識と知識の交換ならまだいいですが、そこに秘密情報も絡んでくると、

なかなか難しいですね。

たとえば結婚情報も、自分についての教えたい情報と、

教えたくない情報があり、お互いのそれを全部知っている仲人がいたら、それは神様でしょう。

<このブログは八王子未来学コーディネーターがおおくりしています>




  • Posted by コーディネーターズ at 23:18│Comments(0)
    ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    コーディネータ情報交換会の巻
      コメント(0)